株式会社ラクーンホールディングス

小方の気まぐれ日記
小方の気まぐれ日記 Q&A
Q&A 仕事を面白くさせる

私は創業したての小さな会社の経営者です。ひとつ質問なのですが、社員が仕事を面白くないと考えているときに、経営者側が「その仕事を面白くさせる」ためには一般的にはどのような方策がありますか?
ちょっと考えるならば。。

A)価値観を変える
その仕事がどのくらい重要であるか自覚させる面白くないと思っていた件が実は面白い事を教える

B)自分で仕事を回させる
企画から実行、売上成立まで(経営者はアイディアを言い出さないと言うお話が本にありましが、、)

C)ほめる
(これは小方さんの本には無かった話ですが、、)
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等でしょうか。

 

はじめまして。こんにちは。
最初の頃の経営は色々大変かと思います。苦労はあるけれど、若い頃の苦労は必ず将来の財産になります。ぜひ頑張ってください。

さて、ご質問に関してですが、私が思うところを書いてみます。
私であれば、ABCどれも取りません。私であればその仕事の社会的意義や会社としてその仕事を行う意味について、納得行くまでとことん話し合います。
文中に「させる」という言葉が使われていますが、できればこれは「その仕事を面白いと思ってもらう」にはどうしたらいいかという風に表現した方がいいと思いますよ。言葉の表現に考え方が現れるものです。感情をコントロールしようとしているみたいであまり宜しくないのではと思います。

仕事が面白いか面白くないかは、働く全ての人にとっての重要な課題かと思います。しかしながら、「面白い」と言う表現はとても曖昧でもあると思います。笑いながら仕事をするという意味で言っているのではないでしょう。まず「面白い」と思ってもらいたい→これは本当はいい成果を出すためにそうしたいということですよね?経営者の役目は、仕事を面白いと思ってもらうことではなくいい成果を出すことです。いい成果を出すためには、仕事に興味と積極性を持って欲しいと感じているということと解釈しますが如何なのでしょう。

そうであるならば、やはりただ「面白いと思わせる」のではなく、従業員の人達の向上心や好奇心をもっと信頼して、「仕事の社会的意義や会社としてその仕事を行う意味」について十分話し合い理解しあうことが何よりも重要だと思います。

ただ、メールを見ていて気になったのは会社は創業したてとのこと。この段階でその問題を持っている場合は、「目的と手段の逆転」を確認する必要があるような気がします。

1)やりたいことを決めて、それを色んな人に話す。
2)賛同する人だけに集まって貰う、、

このスタンスを守れば、創業当初にその問題は起きにくくなるはずです。

私から見ると2種類の集団が存在するのです。

1種類は集まってから何やろうかと相談している集団。
もう一つは何やるのかが示されていて、それに興味を持って集まった集団。

どっちがより早くて成果を上げやすいかは明らかかと思います。

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Q&A 必要なものを提供しよう

本日、北海道商工会連合会主催の創業塾にて、小方社長の講演を拝聴いたしました。
実体験に沿った内容でしたので、臨場感があり、とても貴重な時間を過ごさせていただきました。
現在小方社長の著書を拝読しております。

そこで一つお伺いしたいのですが、
本日の講演でもお話しされてましたが、「必要とされること」が大事とのことでした。
私がやろうとしていることを考えると、あればいいけどなくても誰も困らないもののように思うこともあります。
いわゆる嗜好品的なものなのですが、ただ市場を見渡すと結構大きな市場になってたりもします。

つまり、
ちょっと疑問に思うのが、「必要」という考え方なのです。
たとえばコーヒーも嗜好品ですが、おそらくなくても皆生きていけると思うのですが、それは必要ということになるのでしょうか?「欲しい」=「必要」ではないと思っています。

 

私が本の中でも講演会でも主張する「必要なものを提供しよう」という意味は、独りよがりの商品開発、もしくはサービス提供をしてはいけませんよという意味です。

誰しも起業する時点では「人に必要とされるサービス」の提供をと考え、実際にそれを選択しているはずです。
しかしながらその殆どはビジネスとして立ち行かなくなるか変更を余儀なくされます。
創業者は、「人に必要とされるサービス」だと確信したはずなのに、結果「人に必要とされるサービス」ではなかったと言うことになります。
つまり、これは自身の持つ客観性の問題と言って良いのかも知れません。

私の知る多くの創業者たちも、この問題で挫折していきました。

彼らの周りにいる多くの友人知人は、「それは売れない」とか「それを必要とする人がそんなに多いとは思えない」もしくは「居たとしてもその値段では高くて買えない」とか「それを必要とする人は居るかも知れないけど探すのが大変だ」とか、私が横で聞いていてもその通りだと思うアドバイスをしていました。

しかしながら、そういう話を聞いたほとんどの創業者は、それは過渡期の問題であって、成功すれば誰しも認めてくれるのだ、成功するビジネスのほとんどは最初、誰からも認められはしなかった、自分もそうなのだと言い、方向修正や変更せずに消えていってしまいます。

ではどうすればいいのでしょう?
私もこのことに関しては散々悩みました。
私が持った答えは、「自分がやりたい事と、誰かがやって欲しいととを一致させる」ということです。

よくある話ですが歌手を目指す人で、歌いたい歌を歌ったら売れなかった。
その後、その人はどうするべきなのでしょうか?
媚売って出来るだけ売れそうな歌を歌えばいいのでしょうか?
しかし、そういうものの言い方をする人がいたら、「へ〜っ、そんなに簡単に売れる歌が作れるんだ?」って聞き返したくなりませんか。
まるで売れる歌なんて簡単に作れるけど、自分の作風を失いたくないので敢えてこの曲を作ったという風に聞こえます。
まるで武道館を簡単に満員に出来るかのような言い方です。
もちろん、それは簡単ではないのです。

こういう時、私は思うのです。
作風をどうであるかと言うことと、売れる売れないは別のことだということです。

だから、やりたい事をやってみて、誰もそれを必要としていないと感じたらその次にやってみることは、「全然違うことをする」のではなく、誰かが「それ、やって欲しかったんだ」って言ってくれるまで工夫したり、雰囲気を変えたり、手を変え品を変え、自分がやってみたいことをやる、、
だと思います。

10年前にさほど人気があったとは思えない沖縄の音楽がここ数年は、何曲も流行しました。
彼らは自分の好きな曲を守り続けながらついに人の聞きたくなる曲を作り上げたのだと思います。

”ウオーキング”1本で食っている人がいますが、最初、”歩くだけ”で食えると、誰が思うでしょう?

あの方も(どこかで言っていましたが)海外でやってみたり、方法を変えてみたり、ありとあらゆるアレンジの結果、それが認められたのであり、手を変え品を変えることがどれほど重要かということの代表例といって良いのではないでしょうか?

このように考えれば、「自分がやりたい事」と、「誰かがやって欲しいこと(ニーズ)」一致しませんか?

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Q&A マネージメント能力とは?

「華僑 大資産家の成功法則」拝読させていただきました。(中略)

さて、質問ですが、ご著書の中に「マネージメント能力をつけなさい」という王さんの言葉があります。 マネージメント能力とはどういうものなのかまったくかかれていませんでした。小方社長が考えるマネージメント能力とはどういうものでしょうか。

 

さて、ご質問ですがご職業が分かりませんので一般論として書きます。

マネージメントという言葉自体はとても広義で、いろんな意味に使われていると思います。人間関係や個性を業務に生かすヒューマンリソースマネージメントや、情報共有や情報そのものの扱い方を効率化するナレッジマネージメント、また最近ではリスクを避けるのではなくそれとうまく付き合いながら利益を出そうとするリスクマネージメントがよく話題になります。これら全てがマネージメントな訳です。

しかし、ただ単にマネージメント言った場合、それは「管理と経営」を意味します。経営の辻褄を合わせてきちんと利益を出すという事です。本の中で王さんも言っていますが、「きちんと利益を出すことのできる能力」こそがもっとも最初に備えておくべき重要な能力であるということです。

小さな会社は全体が見えやすいので、個人の努力は直ぐに全体に反映します。だから1人1人会ってちゃんと面接をして、人を集めるならば、その人達はみんな一生懸命働いてくれると思います。一見、やる気なさそうに見える人でも、「出来るだけ適当にやって、上司を失望させたい」なんて最初から思っている人はいるわけが無いのです。全ての人は、自分なりには一生懸命働いて褒められたいとって思っているのです。1人1人は頑張っているのに、なぜか全部を足し合わせて総合すると赤字になってしまう。これは、「管理と経営」の責任なのです。

具体的にその能力とはどんな能力なのか。それを説明する事は容易ではありません。しかしながら、その能力があるのかどうかを簡単に確認することができます。
10万円の軍資金を用意して、フリーマーケットやヤフーオークションなどちょっとやってみるといいです。その10万円が1ヵ月後に増えたかどうかを観察することで色んなことが分かります。

10,000円で仕入れて、12,000円で売る。一見、簡単な事のように思えます。ところが、実際にやってみれば分かりますが、12,000円でも売れる商品を10,000円で仕入れるのは意外と大変なことです。家にあるものを売ったのではいけません。ちゃんと仕入れてものを売ってみなくてはいけません。また当初予想したよりも、余計に梱包代が掛かったり、次々に予測し得なかったコストが発生したりもしてきます。よくやってしまう間違いは、自分の人件費を無視してしまうケースです。自分の給料が出せていないのにそれを除いて黒字だと考える人は危険です。そんな生活が続くはずもないし、続かないものを成功と言うことは出来ないからです。

それらの辻褄をきちんと合わせて利益を出すことの出来る能力がマネージメント能力だと思います。

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Q&A 起業と女性の社会進出

私は28歳の会社員(女)です。会社はそんなに大きくないのですがその分、リアルなビジネスの流れが見えやすく、やっているうちに商売ッケが芽生えてきます。
仲良くしてる取引先の社長の紹介である資産家に出会い、私が兼ねてより暖めてきたビジネスプランを話したところ、面白いので投資してもいいと言っていただくことができました。ただし、私には婚約者がいます。この話をしたところ、どうにも不安げな顔をします。そのことで悩んでいるのですが、男性は女性の社会進出に理解をし難いものなのでしょうか。

 

ちょっと難しい質問ですが、今回はこれにチャレンジしてみます。この問題はあなたがお付き合いしている男性の人柄やあなたを取り巻く環境、また地域性も少し影響してくるのではないかと思います。幾つかの悩みと、指摘しておいた方がいい点が複数あると思いますので整理して書きます。

1)投資家
まず、その投資家とは紹介で会ったとのことですが私が今回の本の最大のテーマにしている信頼に関して、「紹介があるから信頼する」では無くて、「紹介をきっかけに信頼関係を自分達で作り上げた」に変えていくことがとても重要だと思います。あなたとその資本化との信頼関係は2人以外の他の誰も作りようがありません。その当たり前の事を紹介者があるからといって油断するはよくありません。

旨く行っているときはいいのですが、ひとたび計画に躓くと先方が色々意見を言ってきたり、またその事があなたらしさを邪魔したり、信頼関係がしっかり出来ていないと事業計画の良し悪しの前に失敗してしまう例が少なくないのです。

2)婚約者の理解

ビジネスや起業に限らず、なにか大きな挑戦をしようとする人に家族の理解や協力は欠かせません。よく話し合ってみることです。一生懸命説明して、それでも理解が得られなかった場合は実際にあなたは起業か結婚を選ばなくては行けないことになります。

ただし、その男性が不安げな顔をしたのは、必ずしもあなたが起業することを快く思っていないからとは限らないのではないでしょうか?あなたのことを本当に思っているからこそ、心配して言っているのかも知れません。そうであるなら、きちんと計画や自信の程も説明し理解して欲しいと熱心に説明することが大切です。

3)女性の社会進出

起業する場合だけでなく、一般の働く女性でもご主人の理解が得られずに仕事に一線を引いて働いている人は少なくないと思います。

しかし、私はこの時、ふと不思議に思うことがあります。男性にも個々で考え方は違うし、中には亭主関白な人もいるのかも知れませんが、実は私の周りの男性は必ずしもそう考えているわけではないのをとてもとても不思議に感じます。
というのは、私ならば、ストレスを溜めて帰ってきて愚痴を溢している妻ならば、健康のことが心配なので、「そんな仕事辞めれば」って言ってしまうのですが、逆に多少遅く帰ってきても、疲れて帰ってきても、遣り甲斐を感じながら活き活きと働いているなら、夕飯が無くても洗濯物や掃除をしてくれなくても我慢して応援します。本当に好きで結婚したのならそんなものだと思うのですが。またこれは男性と女性が逆でも同じですよね。

地域性にもよると思いますが、”今時の男性”の殆どはそういう本音だと思うのですが、、、、、
冷めた味噌汁に腹を立てるような男を、私はもう何年も見ていません。

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Q&A 融資と投資

私は、創業2年目の会社の経営者です。現在資本金300万円の有限会社ですが、業績が良くなりつつあるのでこれを期に資金を増強して会社を大きくしたいと考えています。
投資をしてもいいと言ってくれている社長さんがいるので、その方からの投資を受け入れて株式会社にするか、もしくは銀行などから借り入れて融資でやって行くべきかを悩んでいます。
経営する側から見て、投資と融資はどう違いますか?宜しければご意見をください。
神奈川県 30歳男性

 

業種や経営を取り巻く環境、また経営者自身の持っている方向性などによってかなり変ってくるとは思いますので、一般論としてお話しましょう。
また、「融資と投資」の違いに関する経済的な説明はネットで簡単に探せますのでどこか他の方の説明を参考にしてください。

一般的には、IPO(株式公開)する予定の無い人は第三者の資金を受けないのが普通だと思います。それは他人の資本が入ると説明の義務が増えたり、現在意見の合う相手でも数年後にも合うとは限らず、それが経営のリスクになってくるからです。

中小企業でも、業務上の関連性が多いとか経営に関する相談相手なのでとかそういう理由で他人の資本を入れている会社もありそれで旨くいっている会社も見ますが、会社と言うのは何年も継続して存在するのが前提です。その時は良くても晩年になり考え方が変ったり、また創業者が他界して後継者がその様な株主の扱いに苦しむケースを良く見ます。

従って、私に関して言うなら他人資本を入れるか入れないかは、IPOを目指すか目指さないかによると思います。

因みに外部データーを参考に、『新規開業白書』
(国民生活金融公庫総合研究所 http://www.kk-src.com/sinki_kaigyou_hakusho.htm)によると、
不動産購入を伴わない開業の資金調達(複数回答)で、、

親戚縁者
43.3%
民間金融機関
20.8%
自治体・公的機関
8.8%
事業に賛成してくれた個人・法人
7.4%
リース・設備手形
7.0%
知人・友人
3.0%
VC・財団
0.0%

となっています。
VC(ベンチャーキャピタル)は1000件に一件ないようです。
ただし、このデーターは対象者にIPO希望者が少ないだろう前提ですね。
平均が41.1歳なのとN=298なんであんまり直接的な参考にならないかも知れません。

参考までに、VCが投資を決める場合は、上場誓約書を書かされます。上場を止めるなら、もしくは何年以内にしないなら、社長がいい値で株を買い取りますと言った内容です。だから、VCが相手の場合に特化して言うなら、「IPOの決意」と「第三者割り当て(新たな株を発行し第三者に買い取ってもらう増資方法)」はセットと言うことになります。つまり、VCのお金を入れたものの途中で気が変ってやっぱりIPOは止めておこうと言うわけには行かないと言うことです。

また、IPOを目指す場合融資よりも投資の方が有利かと思います。もし、私が集めた7億を投資でなく融資で受けていたら、一般的な返済は毎月500万円とかになり上場どころか存続も出来なかったかも知れません。
2000年の頃と違い、投資を受けた会社でも赤字が許されない状況があります。利息だけでも大変な額になりますので、それで黒字化はまず無理です。投資は株主が利息ではなくキャピタルゲインに依存する分、IPOまでの経営に有利です。ただし、話したようにIPOに興味の無い人がVCの投資を受けると地獄が待ってます。

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Q&A 消えていくベンチャーの敗因

こんにちは。本を読ませて頂きました。
実は私は現在は中小企業診断士として働いておりますが、以前、株式公開を目指すITベンチャーで働いていたことがあります。残念ながら、その会社は公開どころか数年で失敗し解散してしまったのですが、その当事のことを思い出しながら本を読んでいました。あまりにもアバウトな質問で恐縮ですが、どうしてもお聞きしたいことがございます。

2000年のころITベンチャーが大変なブームで数多くの若者が突然、何億円もの予算を受け挑戦し、しかしながらその後いわゆるITバブルなるものが崩壊し、恐らく大半が消えてなくなったと思うのですが、このバブルを乗り越えた企業たちと超えられなかった企業の違いみたいなものを感じられていたらそれが何かを教えてください。
東京都 35歳 男性

 

こんにちは。
このことはよく議論されることだと思います。しかしながら、私も他の会社が何をやっていたのか?どんなことをしていて何が問題だったのかは、分からないというのが本音です。
よく、資金が足りなかったとか、ビジネスモデルがよくなかったとかいう人もいますが、それすらすいぶんと曖昧な議論だと思います。多くの人がそれらを感覚的に語っている印象です。結論として経営者の能力ということで話はまとまるのですが、じゃあ、具体的には経営者のどんな能力が必要だったのか?といわれるとそれ以上語る人は少なくなってしまいます。
私の場合を話すなら、やはり1億2千万円の予算が突然付いたわけで、普通こういう場合、大至急稼ごうとすると思うのですが、私は必ずしもそうは考えませんでした。私はこう考えたのです。
「この事業をなし遂げるためには、最低でも30人の社員が必要だ。しかしながらこの30人というのはこれから会う人たちであって、その人たちと1年以内にきちんとした信頼関係を作れるか否か?それこそが初年度の本当の課題だ」つまり、最初の年は信頼関係を作るので精一杯だ。それに併せて教育もしなければいけません。事業を整えるのは2年目の仕事、稼ぐのは3年目以降と最初にイメージしました。

考えてみてください。昨日今日あった30人もの人と、1年以内に信頼関係を作るなんてとんでもないことだと思いませんか?普通に考えれば不可能です。私もそのうち、半分の人と信頼を作れれば(つまり残ってくれれば)大成功と考えていました。ご存知の通り、ベンチャーには様々な予期せぬトラブルが連続で起こります。それはまるで霧の中を全力疾走するぐらい怖くて危険な挑戦なわけです。だからこそ全員と信頼関係を作るなど有り得ない話しなのです。いや、むしろそれをやろうとすると逆に全員の信頼を失う可能性すらあります。
部下との信頼関係さえしっかりしていれば、多少の困難は乗り越えられる。私が出来ないことをみんなが一生懸命カバーしてくれる。私はそう考えました。信頼とは何か、それをどうやって作るのかは本に書いたとおりです。

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Q&A ベンチャーナウで紹介

今行っている事業が、ベンチャーナウで紹介されました。それを見たという○○という会社の人からベンチャー投資なメールが来ました。
こんな感じのメールははじめていただきました。どう処理すべきか悩んでます。なにかアドバイスがあればお願いします。

 

一概に否定する話ではなく聞いてみるべき話です。
○○は私も知っている会社ですが、実績もあり立派な会社です。第三者の資本を入れる予定があるならば、最初のリードベンチャー(引き金を引いてくれる会社)がとても大事です。そういう意味では、私のJAICをベンツとさせて頂くとここはマーク2ぐらいな感じ。それでもここが本当に投資を決める確立は今の段階で3%程度と見た方がいいです。恐らく100件調べて2,3しか投資して無いと思います。

注意点は、、、、

1)担当の人柄を良く見ること。それによってかなり違ってきます。
2)その場で約束をせず、考えさせて欲しいとか言って必ず調査する時間を確保する習慣をとること。
3)出来るだけ前向きな印象を見せて仲良くなっておくこと。

だと思います。

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