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対応するSDGs9:産業と技術革新の基盤をつくろう12:つくる責任つかう責任17:パートナーシップで目標を達成しよう

事業を通じた社会課題の解決

取引の場の持続可能性向上

安心・安全・健全な取引の場

出品商品のチェックスーパーデリバリー
ラクーンコマースが運営する卸・仕入れサイト「スーパーデリバリー」では、新規出品される商品に対し、商品タイトル・説明文・商品画像に問題のある表現はないか、法令や出展規約に反する出品不可の商品ではないか、製造や販売のライセンスが適切に得られているかなどのチェックを行っています。チェック結果を元に、商品情報の修正依頼や出品の取り下げ対応を行っています。
また、ブランド品・医薬部外品・化粧品・加工食品(健康食品含む)に属する商品については、取り扱う企業に対し、インボイスや製造販売業の許可を取得した証明書の提出を依頼しているほか、広告表現などに法的規制に抵触する内容がないかについても随時チェックしています。
このようなプロセスを徹底することで、信頼性の高い取引基盤を維持し、お客様が安心して利用できるサービスを提供するとともに、顧客満足度向上に努めています。

サプライチェーン全体での責任ある生産促進

中間流通業が担う、過剰在庫が生まれにくい仕組み
EC事業では、中間流通業者の社会的責任として、無駄な在庫を生まない仕組みを追求しています。例えば、商品を買い切りで販売することで、返品を前提とした生産体制や価格設定にする必要がなくなります。他にも、これまでロット販売だった商品を数点から購入できるようにすることで、必要な個数だけ選べるようになり、店頭での売れ残りの削減につながります。こうした一つ一つの取り組みを通して、大量生産・大量消費・大量廃棄のシステムを是正し、「欲しい商品が、欲しい数だけ、欲しい時に手に入る」という流通の最適化をサプライチェーン全体で目指します。
中小事業者へ「エシカル消費」を啓蒙
人権の尊重や環境保全を重視した「エシカル消費」に関して、小売店などの事業者に対する認知向上、啓発施策を実行しています。「フェアトレード」「オーガニック」「リサイクル」などをキーワードに、原材料の出所や生産背景の明確な商品の取引を促し、仕入れた後の販売促進をサポートする情報発信も行っています。今後は持続可能な調達方針をサプライヤーに対して提示することも視野に入れ、業界全体の意識向上に貢献してまいります。